こんにちは。別れさせ屋の社長・齋藤です。

浮気や不倫が長期間に及んでいるようだけど、二人を別れさせることができるのか」

そんな疑問とともにご相談を受けました。

結論から言うと、可能です。
ただし、問題を先延ばしにし続けることはよくありません。生理学の観点を含めて、交際期間ごとの「別れさせ」難易度を解説します。

 

恋愛感情のピークは「交際3カ月目」

 

恋愛感情のピークは「交際3カ月目」

 

別れさせ工作が最も困難なのは、交際3カ月~半年のカップルです。

快感・幸福にまつわるドーパミンの分泌量がピークを迎えており、恋愛や性行為による多幸感が最も高い時期に相当するためです。極めて強いショックを与えないと、なかなか別れに至ることが出来ません。この時期の別れさせ工作で失敗した場合は、いわゆる「吊り橋効果(危機を共にしたカップルの絆が強くなること)」で逆効果となる可能性があります。

弊社で別れさせ工作の対象となる関係の始点をしっかりと見定めるのは、こうした時期に対して慎重にプランを練るためです。

 

好都合なのは「交際1年目の危機」

交際期間1年目を迎えると、相手の欠点や金銭感覚が大まかに理解できている頃です。

お互いの嫌な部分が目につきがちになり、喧嘩も増えてきます。この頃の工作では、ダメージをなるべく抑えつつ心変わりさせられる可能性が上がります。ただし、ご相談者様が本来のパートナーである場合、つまり三角関係の整理が目的であるケースは注意が必要です。

 

全てリセットして「身軽」になろうとする人も

本来のパートナーに対しても「交際1年目」にありがちな不満を抱えている場合、三角関係を全てきっぱり清算して「恋愛から解放されよう」とする人もいます。

 

突発的な行動ではありますが、男性や生真面目な性格の女性に多く見られる傾向です。こうした場合、別れさせ工作と同時に、ご相談者様の真の魅力が代えがたいものだと相手に気付かせる必要があります。ご相談者様のパートナーの本音・欲求についてもしっかりと分析し、注意が必要な「交際1年目の危機」を乗り越えられるよう弊社スタッフがサポートしています。

 

恋愛の終わりは2年目

生理学・進化学等の分野で、恋愛による多幸感は2~3年目に終わるとされています。この頃に、その後も一緒に歩めるパートナーかという冷静な判断が行われます。離婚について調査している機関・研究者も、結婚後1年半~2年目の破局が最多であるという結論を出しています。別れさせ屋としては一大チャンスですが、同時に一刻を争う状況でもあります。

 

浮気が本気になる前に対処を

交際2~3年目に及びますと、法的関係にないカップルは結婚を視野に入れ始めます。不倫・W不倫の場合も、セックスフレンドとして漫然と関係続行を選択したり、一旦別れさせても復縁してしまう可能性があります。関係をきっちりと清算させるには、不適切な関係が固定化される前に、決定的な別れの理由を作る必要があります。

浮気が本気になる前に対処を

 

しかし、交際期間が3年以上に及んでいる場合でも多数の別れさせ成功例があります。

古い付き合いの関係は、様々な油断から周囲に思わず漏らしてしまう秘密・愚痴が多くなるものです。ご相談者様からヒアリングした情報も参照しながら、別れさせたいあの二人の関係にある「弱点・妥協点」を見つけて、慎重に突き崩していきます。いずれにしても、付き合いの長い二人に対して抱く感情・状況の打開は、相談者お一人の手に負えるものではありません。これ以外には、交際に発展する前の「友人や知人関係だった期間」についても、別れさせ屋スタッフは注目しています。

 

本来のパートナーの知りえない「長い歴史」がある場合

別れさせ工作のターゲットとなる関係に、次のような繋がりがあることは珍しくありません。

 

  • 元々は同級生や地元での友人で、再会したときに関係を持つに至った。
  • 長く一緒に仕事した元同僚・部下だったが、送別会などをきっかけに関係を持った。

 

関係を持つ以前から長い歴史・思い出を共有している場合、交際期間の長短問わず地道な工作が必要になります。恋愛による多幸感ではなく「都合よく会えて信頼できる」というメリットが交際の理由になっているためです。こういった場合は、不適切な関係の間にある妥協点・不満を突くことはあまり効果的ではありません。意外にも、別れさせ工作の基本作戦である「二人が会う回数を減らす」ことが有効です。

他にも、ご相談後に行うごく初期段階のアクションが功を奏する例があります。

 

本来のパートナーの知りえない「長い歴史」がある場合

 

工作準備のために同性の調査員が接近したところ、当事者が自身の社会的立場・本来のパートナーに対する重い罪を意識して、自発的に関係解消する例です。調査員の話術・心理テクニックの影響が大きいものの、当事者間にもともと”恋愛感情”が存在しないという構造も見え隠れしています。単なる顔見知り・友人関係だった期間の延長で交際しているため、そこには再会を喜ぶ以上の感情はありません。本来のパートナーが知らない「長い歴史」を持つ関係ほど、実は簡単なのです。

 

いずれにしても、長期化させることでご相談者様自身が消耗してしまいますし、当事者の社会的ステータスも損ねることになります。

早めの状況確認・対処が必要です。