別れさせ屋社長の齋藤です。

主に、しつこく異性につきまとうことを「ストーカー」と言いますが、そうしたストーカー被害は後を絶ちません。

日本でも、西暦2000年に「ストーカー規制法」が制定されましたが、万全とは言えない状況が続いています。恐いのは、ストーカーとしてつきまとった挙げ句、恐ろしい事件にまで発展してしまうことで、これらは時折ニュースで目にします。

さて、別れさせ屋の別れさせ業務の一つとして、ストーカーからの別れさせ工作があります

ここでは、ストーカーと別れたいときの別れさせ屋についてご説明します。

元恋人や知人がストーカーになったら

2014年に日本法規情報が行ったアンケートによると、事例の6割以上が元恋人や知人によるつきまとい・嫌がらせ行為でした。身近な人がストーカー化する例は、決して少なくありません。警視庁では、ストーカー被害の定義として次の項目を上げています。

 

①つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等

自宅・勤務先・学校・その他よく通う場所の周辺で、明確につきまとう意思を持ってうろついていれば、この定義に当てはまります。

 

②監視していると告げる行為

悪意がないとしても「いつも見ている」といった趣旨のことを文書・メール・LINEやSNSで言われた場合、ストーカー被害として訴えることが出来ます。

 

③面会や交際の要求

言うまでもなく、望んでもいないのに要求してくるのは悪質です。

 

④乱暴な言動

ストーカー本人がどう考えて発言したにせよ、被害者が恐怖を感じているなら、それも悪質な言動です。

 

⑤無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS等

以前はSNSという文言がありませんでした。近年のストーカーは、ほとんどがLINEやTwitter・Facebookといった媒体で被害者に接触してきます。

 

⑥汚物等の送付

汚物でなくても、贈り物で不快感を感じるようであれば被害を訴えられる可能性があります。

 

⑦名誉を傷つける

後述するように、職場やネットを通じて侮辱するストーカーもいます。こうした人物も大変危険です。

 

⑧性的しゅう恥心の侵害

性的な嫌がらせ・セクハラに相当します。

 

事例1:LINE(ライン)で元恋人に1,500件以上のメッセージを送り続ける

2014年1月~3月の2カ月間にわたり、23歳の女性が元交際相手の男から「電話に出て」「また男か」といった内容のメールを1,536件送り続けた事件が報じられています。

文面に面会や交際の要求がないことから、警察は「法律上対処できない」としていました。結果として、頭を殴られる等の身体的暴行で立件されています。

 

この後、神奈川県で元恋人から大量にメールを受け取った女性が殺害される事件が起きました。

これが直接のきっかけで、今では「ネット上のつきまとい行為」も処罰の対象になると法律に明記されています。

 

事例2:SNS上の書き込みを監視し、個人情報を調べて付きまとう

スマホの普及で増えたのがこの事例です。

SNSやLINEグループチャットに書き込む時間帯・アップロードした写真から、被害者のライフスタイルや住んでいる地域を割り出して付きまといを行います。

ストーカーに該当するような接触がほとんどないため、警察も取り合ってくれません。

つきまとう人物の視線に怯えながら、精神をすり減らしてしまう人が多数います。

 

誰がストーカーをしているのか分からない

より厄介なのが、約半数の例にある「知らない人に付きまとわれている」例です。

 

  • どうやら勤務先に出入りしているらしい、名前も知らないお客
  • どこで会ったのか分からない見ず知らずの人

 

こうした人物がストーカーになるきっかけは様々です。「一目ぼれから気持ちがこじれた」という分かりやすい例から、精神疾患のひとつの症状として妄想に至っている場合もあります。

いずれにしても、放置しておくと大変危険です。警察でさえ相手の身元を確かめる術がないため、対応が後手に回りがちなのも問題です。こんなとき、早急に動く必要があります。

 

電話・メール・LINEがしつこく届く場合

近年多いのが、どこで連絡先を入手したのかLINE・メール等でしつこく連絡してくる事例です。電話や郵便といった手段をとってくるストーカーもいます。

 

この時の対応方法で注意したいのは、決してブロック・着信拒否をしないことです。

知らない人につきまとう人物は、勝手に「いつか答えてくれるだろう」と妄想が膨らませています。連絡が届かない、つまり決して答えてもらえない状態になると、逆上して暴力行為に出る可能性があります。

 

着信履歴・メールの内容は、ストーカーの存在と被害の証明に役立ちます。

事件が一定の進捗を見せるまで大変不快ですが、決してストーカーからの連絡を遮断しないことが重要です。

 

郵便ポストやゴミを勝手に漁られている

極めて不快感の強いこうした被害では、より迅速にストーカーの身元を特定できます。

ほとんどのストーカーは、第三者に依頼するのではなく自分で被害者宅の周辺にやってきて、目的のものを漁っていきます。

プロが張り込みをすれば、その姿を撮影して心当たりのある人物か確認することが出来ます。

 

やってはいけないのが、現在の恋人や身内の男性を「護衛」として自宅に呼ぶことです。これも犯人を逆上させてしまう可能性があります。

あくまでも平常通りに過ごし、その間に淡々と証拠集め・犯人の身元特定を進めるのが大切です。

 

様々なストーカーの学術的な分類

ストーカーの恐ろしさから身を守るための別れさせ屋

ストーカーはいくつかのタイプに分類されますが、その中で、「ボーダーライン系」と呼ばれるタイプの被害が最も深刻です。

このタイプのストーカーは、

《人格の成熟が未熟で、自己中心的で、他人・相手の立場になってものを考えることが出来ないタイプで、人間関係は濃く、相手を支配しようとするところに特徴がある》

とされています(Wikipediaから一部抜粋)。

この場合、彼(あるいは彼女)は、意中の人の意志に関係なくつきまとい、他者と親しくしようものなら、その方を独り占めしようとして思いがけない行動に出ることがあります。時としてそれは、事件に発展してしまいます。

精神科医の福島章氏によるストーカーの心理学』による分類では下記の様に紹介しています。(Wikipedia参考)

精神病系
精神病によって抱く恋愛妄想、関係妄想によってストーキングを行う。現実には自分と無関係の、スターにつきまとうようなタイプが多い。
パラノイド系
妄想によりストーキングを行うが、妄想の部分以外は正常で、言動は論理的で、行動は緻密であることが多い。現実の恋愛関係の挫折によるつきまとい行為もあるが、現実には自身と無関係の相手につきまとうタイプが多い。
ボーダーライン系(境界パーソナリティー障害)
性格は外交的・社交的で、「『孤独を避けるための気違いじみた努力』が特徴」で、病気ではなく、人格の成熟が未熟で、自己中心的で、他人・相手の立場になってみてものを考えることが出来ないタイプで、このタイプの人は精神医学の専門家でない人が想像するよりも世の中に多いという。人間関係は濃く、相手を支配しようとするところに特徴があるという。
ナルシスト系(自己愛性パーソナリティー障害)
自信・自負心が強く、拒絶した相手にストーキングするものが多く、行動的な分類からは『挫折愛タイプ』に属するものが多い。現実の人間関係は深い。
サイコパス系(反社会的パーソナリティー障害)
被愛妄想を持つ(相手が自分を好きであると信じる)のではなく、自分の感情・欲望を相手の感情と無関係に一方的に押し付けるタイプで、性欲を満たすための道具として相手を支配するものが多い。「凶悪・冷血な犯罪者」「典型的な犯罪者」というイメージが特徴で、人間関係は強引で、「相手に『取り憑く』能力を持っている」]ことが特徴であるという。いわばサイコパスにあたる。

ストーカーの始まりの切っ掛け

ストーカーが、そうなる切っ掛けにはたとえば下記の様なケースがあります。

  • 元々交際していて別れた
  • 一方的な知人であこがれの対象だった
  • そもそも知人でも無く、たまたま見かけた

ストーカーがストーカたる所以は、対象へ追跡が日常の習慣となっていて、簡単な言葉だけでは止めることが出来ないと言う点です。
また、ストーカー行為をやめさせる周りの人物に対して「二人は運命の人なのに、その中を裂くひどい人達だ」と本気で考えているケースもあります。

ストーカーと別れさせ屋

「ストーカーから逃れたい、どうにかして追跡をやめさせたい」 とお悩みであれば、ぜひ、別れさせ屋株式会社にご相談ください。

「ストーカーから逃れたい、どうにかして付きまといをやめさせたい

警視庁は、ストーカーへの別れさせ対応を実施しています。

当社の長年の実績をもとに、スタッフが別れさせプランを作成し、追跡を断念させます。

詳しくは個々のケースによりますが、相手に対する当社の基本的スタンスは、こうです。

「いつまでも過去にしがみ付いてはいけない。異性はあなたばかりではない。もっと広い視野をもって生きよう」

こう書くと簡単ですが、実際は難しいのです。

まず我々は、ストーカー行為をしているターゲットの研究から始めます。
行動範囲、行動パターン、趣味嗜好、交友関係、家族状況、通学あるいは通勤の状況などから、どう接すればいいかを研究し、最適なアプローチを立案します。それを実行し、反応を見て計画を変更することもあります。

もしストーカーの付きまとい好意に、お悩みであれば、ぜひ、別れさせ屋株式会社にご相談ください。

ストーカーの深層心理に踏み込む

別れさせ屋の最大の目的は、女性あるいは男性スタッフが接近し、近くで行動し、会話するなかで、スートーカに対して

「気づかせる、分からせる、悟らせる、諦めさせる、他に関心を向けさせる」ことです。

すると、実は彼らの多くも気づいていないのですが、心のどこかに「自分を認めてもらいたい欲求」

が必ずあるのです。

ストーキングする心理の底には、「俺を分かってくれるのは彼女だけだ、彼女だけが俺の理解者だ」

という気持ちがあることが分かってきました。

それを上手に他に転換することが、別れさせ屋の役割です。

 

別れさせ屋株式会社は別れさせ工作の専門家です。

浮気や不倫のみならず、ストーカー被害の場合もご相談ください

決して違法なことはせず、探偵調査、そして心理的アプローチなどの極めて高い専門性を駆使することで、一人では困難だった別れさせの可能性を最大限拡大します。

お悩みなら、是非ともご相談ください。