社長の斎藤です。別れさせ屋として活動する中で実は恋愛関係以上の厄介な問題に発展していた」というケースを目にすることもあります。

実際に弊社スタッフが遭遇した例とともに、パートナーの身を危険から守るためにご相談者様ができることを紹介します。

事例1:お金目的で交際する愛人

事例1:お金目的で交際する愛人「夫を愛人と別れさせてほしい」とのご依頼に基づいて実際に調査したところ、問題の愛人は生活費・遊興費のために方々から借金をしていることが分かりました。

お金目当てでご相談者様のパートナーを含む複数人と関係を結んでいることも、調査で判明します。当然のことながら、この事実をご相談者様から直接ご主人に伝えても、恐らく聞く耳をもたないでしょう。そこで、ご主人の友人として工作員が接近するプランで、無事に別れさせることが出来ました。アフターフォローでお話を伺ったところ「夫には名義貸し等も持ち掛けられていた気配がある」とのことです。その後は2人で協力して、貸したお金の回収に尽力したそうです。

 

夫妻をそっくりそのまま入れ替えた事例も数多く経験し、社会問題にならないのが不思議だと感じているほどです。

 

事例2:職場の上司に迫られて仕方なく関係を持っている例

別れさせたいフィクションのようですが、近年になって女性の権利向上運動が再燃するまで、私どもではよく取り扱ったケースです。

離婚後に奥様と復縁を望まれているかたにご相談を受け、調査した結果「職場の上司に強引に関係を迫られてしまった」ことが判明しました。元奥様は上昇志向の強いかたですが、その後の昇進人事やクライアントへの推薦を盾に、強要されていたようです。頼れる家族、特に男性の陰が周囲にないという弱みにつけこまれたものと考えられます。

 

こうしたケースでは、弊社からのアドバイス・ご相談者様の意向にしたがって、個別に解決に導いております。

 

事例3:略奪癖のある人物との別れさせ例

他人のパートナーを略奪する癖のある、困った人物との別れさせ例です。

「婚約者と隠れてデートする友人(Aさん)をなんとかしたい」というご相談者様の要望を受けて、弊社別れさせ屋スタッフが工作を開始しました。Aさんについては向精神薬の服薬が判明し、メンタルに問題のある人物だと分かります。実はこれも珍しいことではありません。別れの際に脅迫やストーカー行為等を行わないよう、慎重にターゲットを反らす必要があります。

 

その後、ご相談者様と婚約者の方の間で様々なわだかまりの解消に成功し、無事に結婚できたそうです

 

悪意のある異性からパートナーを守るには

金銭目的やハラスメント・人格に問題のある人物と関係を持ってしまうことは、単にパートナーの不注意を責めて終わる問題ではありません。こうした悪意のある人物は、初めから騙す目的で言葉巧みに籠絡してきます。

私がよく観察したところ、騙されて裏切り行為を行うパートナーに共通があります。

 

  • 普段から優しい人物と評価されている。
  • 生真面目で、無理な要求を断れない。
  • お酒やタバコなどに依存しやすい。

 

こうしたタイプの人は、家庭内・職場の両方で真剣に感謝されることがありません。もっと認められてもいいはずだという不満を押し隠しており、言わば自分の存在意味を見出すために浮気に走ってしまいます。また、頑固で保守的な一面が見え隠れすることもあります。

 

ご相談者様とパートナーが話し合いのなかで理解することが最適解ですが、弊社の工作のあとで時間をかけて努力する必要があります。そこで我々は、パートナーが自発的に悪意のある人物から距離をおけるよう、もっと手短に実行できる方法をアドバイスしています。

 

自由を制限することは逆効果

自由を制限することは逆効果

別れさせ工作中、パートナーが自由に使えるお金を減らしたり、特に理由なく門限を設けたりするご相談者様がいらっしゃいます。結論から述べると、かえって悪い結果を招きかねません。

金銭の工面をするためにナイトワークを始める・家出や連絡対応しないといった行動に出る場合があります。調査と工作の気配に気づかれてしまうケースもあるため、外出や自由行動を制限する場合は我々専門家へのご相談をお願いしております。

 

要求に応えすぎない

自分自身の行動意欲や信念・愛情に従ってパートナーと共に過ごしているのに、物質的なものの見返りが約束されると、見返りだけが目的になってしまう。

一見不誠実に感じますが、心理学の世界では「アンダーマイニング効果」と呼び、人間のごく自然な心の動きだと証明されています。ご相談者様が愛情を金銭やプレゼントで示す癖がついていると、パートナーは自分のうちにある二人の絆を認識できなくなってしまいます。また、交際にあたって金銭・物品のやりとりがあることはごく自然だと認識してしまい、別れさせたい関係の異常性に気付くことが出来ません。

 

要求に応えすぎない

 

パートナーから金銭の欲求があった場合・ご自身がどうしても贈り物をしたい場合、それが常習化していないかよく考えてみましょう。もし要求を断る必要がある場合は、決してご自身の事情説明ばかりに偏らないことも大切です。相手の状況をよく聞き取り、フォローする姿勢をとってください。

 

別れさせ工作のなかで絶句するような状況が出てくることは稀ではありません。しかし、誰にでも一度は大きな失敗がつきものです。あなたのパートナーが心底悔やみ、再び騙されたり過ちを犯したりしないよう、我々がサポートします。