こんにちは。別れさせ屋社長の斎藤です。

いつの頃からか「メンヘラ」という言葉が定着しました。抑うつ気味で情緒不安定、パートナーに強く依存するタイプの人を指します。

遠巻きに見ると魅力的に見えるのが難点で、いざ交際を始めてみると日常生活に深刻な影響をもたらすことがほとんどです。中には、パートナーにも気分の落ち込みや体調不良を引き起こし、カップル揃って向精神薬や睡眠薬が手放せなくなる例があります。

愛情はあるけど、これ以上は付き合えない。別れさせ屋では、精神的に不安定なパートナーから逃れたい方のお手伝いも行っております。

 

「メンヘラ」「病んでいる」人の特徴

「メンヘラ」「病んでいる」人の特徴情緒不安定や抑うつ傾向を示していても、病院に通わないケースが急増しています。

認識されだした当初こそ「医師の診断をもらっている人」という意味で捉えられていましたが、年々ライトな意味合いになりつつあることは否めません。性格やライフスタイルの一種として、特に10~20代の女性を中心に軽く見られがちです。ご自身のパートナーに健康上の問題がなくても、扱いづらい性格だと感じたなら、このような傾向がないかチェックしてみてください。

  • 数分~数時間で態度が激変する(情緒不安定)
  • ささいなことで激高したり、塞ぎこんだりする。
  • スマホを勝手にのぞいたり、行動を監視しようとしたりする。
  • 性行為に対する強い執着がある。
  • 喧嘩になったとき、自殺や失踪・退職等をほのめかして同情を誘う。

 

周囲が深刻に受け止めていなくても、ご自身がつらいと感じるなら、専門的な知識を持った対処が必要です。さらに、二人の関係ではなくパートナー自身の問題としては、次のような傾向が挙げられます。

 

  • 外見や口調が魅力的で、それほど親しくない人からの評価は高い。
  • SNS依存(食事やデート中もスマホが手放せない)
  • 時間にルーズで、よくトラブルになる。
  • 転職回数が多く、なかなかひとつの職場に定着できない。

 

これが原因で間接的に事故・事件に巻き込まれてしまう可能性もありますし、なにより時間に対する考え方や職業観の欠如は大問題です結婚されているお二人であれば、家計に影響しかねません。お付き合いしている段階・事実婚だと、お金の貸し借りで信頼関係が破綻したまま漫然と関係を続けることになってしまいます。

実際に「お金を貸しているが返してくれる見込みはない」「子供の生活や将来のために別れたい」と訴えるご相談者様も、多数いました。問題は、別れ話がもつれがちになることです。自殺等の危険を訴えられると、愛情の有無に関わらず思いとどまってしまうのが人情です。強引に別れると、ストーカー化するケースもあります。

 

理解は出来ないものと割り切る

こうした所謂「依存気味・情緒不安定のパートナーと別れさせてほしい」というケースの場合、最初にお伝えしているのは「相手をこれ以上理解しようとしない」ことです。

このような方は、家族や友人と正常に関係を築けなかったという背景事情を持っていることが大半です。社会性に著しく欠ける、病気との区別が曖昧なパーソナリティー障害という状態に陥っています。代表的なのは境界性パーソナリティー障害・回避性パーソナリティー障害といったものですが、いずれにしても対人関係の上で「愛情」という感覚が希薄なのです。

 

理解は出来ないものと割り切る

 

あなたに対して愛情を持っているわけでも、理解しようとしているわけでもない。自分の存在価値や目的を見出すため、自尊心やプライドのために二人の関係を利用しているだけです。また、人を理解するには客観的な評価を聞くのがひとつの近道ですが、それまで正常に社会生活を送っていなかったためにパートナーを評価する友人・家族がいません。ひどいケースだと、当人の家族がご相談者様に”厄介な問題”を押し付けてしまっていることもあります。

 

つまり、理解しようとする労力に見合うだけのリターンもなければ、理解に必要な材料・環境もありません。

出来ることは、当人の興味や依存対象を他に移すことだけです。

 

別れさせ屋が「メンヘラのパートナー」に対して行うこと

最初に我々がチェックするのは、ご相談者様の消耗度です。

不眠・仕事が手につかないといった状況や、ご相談者様自身もパートナ―同様に依存的になる「共依存」という状態が起きているケースも散見されます。調査・工作の内容によっては、ご相談者様自身が限界を迎えてしまう可能性があるため、他のケースより慎重に状況を伺います。

 

その上で「別れたい」という決意が固いものであれば、ターゲットの性格や過去をプロファイリングした上で依存対象を別に移す工作を行います。この過程で二人それぞれの本音についての調査を行い、例外的に次のような対処を行うこともあります。

 

本人に問題意識があった場合・関係改善の意思が強い場合

依存や衝動的な行動について、本人に強い問題意識があるにも関わらず、自己改善に苦慮している場合も往々にしてあります。

二人の絆が強く、信頼関係の破綻にいたる決定的な要素がなければ、協力して適切な対処をすることで復縁も望めます。そうした場合、アドバイスやカウンセリングを中心に再出発の提案をさせていただいております。

長い目で見た時に二人にとって何が一番最適か。それすら見失ってしまっていても、まずは私たちにお任せいただければと考えております。